ゆずこしょう | 九州あるある大辞典

ゆずこしょう

ゆずこしょう  
ゆずこしょう」(柚子こしょう)

すりおろしたゆずの皮と青唐辛子を保存が効くように塩で練りこんだ物。
すっきりさっぱりとしたゆずの香りとピリリと辛い青唐辛子が効いた、緑色のペースト状香辛料。
大分の特産物で九州一円で使われている。

九州では唐辛子・わさび・胡椒などの代わりに使うほどの万能の香辛料です。
特にうどんや鍋物(水炊きなどのポン酢系で食べる物)には欠かせない。
他にも味噌汁・冷やっこ・そうめん・焼肉・ぎょうざなどに使ったりもする。

ゆずこしょうは黒田藩などのうどん屋のテーブルにも置いてある。
なぜ唐辛子なのに「こしょう」と言うのかは、九州では昔から唐辛子のことを「こしょう」と言ってきた名残りらしいです。

5月20日にキューピーからゆずこしょう風味のドレッシング発売。

キューピー ノンオイル香味ゆず 200ml 200円(税抜き)
香り豊かなゆずの果汁と果皮に、「ゆずこしょう」のピリッとした辛味をきかせ、風味豊かに仕上げました。