団子汁(だんご汁・だご汁) | 九州あるある大辞典

団子汁(だんご汁・だご汁)

だご汁・だんご汁   
全国各地にも「すいとん」や「ほうとう」といった似たような料理があるが、九州ではだご汁が一般的。

熊本での呼び名は「だご汁」(だごじる)と呼ぶ。

郷土料理で家庭でも作られる事もある。熊本の阿蘇方面では、この「だご汁」と「高菜飯」を出す店が結構多い。

作り方は里芋・ニンジン・しいたけ・ゴボウ・大根などの野菜と油あげ(南関あげ)や豚肉を入れて味噌仕立てにした物に、塩水でこねておいた小麦粉(だご)をちぎって潰して、だいたい500円玉程度の大きさにして入れる。

簡単にいえば豚汁にだごが入った物。少し煮えただごのつるんとした食感がたまらなく旨い。

大分方面のだんご汁は、こねた団子を手でのばしうどん状にしたものを具と一緒に煮込むらしい。
大分のだんご汁はゴアさんの「ゴアさんぶらり: だんご汁 」に解説してあります。

福岡方面から国道3号線を熊本方面に行くと、福岡と熊本の県境の右手に「道の駅鹿北」(熊本県山鹿市鹿北町)という大きめの休憩施設があるので、熊本方面に来られたらぜひだご汁を食べていただきたい。

道の駅 鹿北

道の駅鹿北は、熊本県の北の玄関口として知られる国道3号の小栗峠にあります。 熊本市と福岡県久留米市の中間地点で絶好の休憩ポイント。
道の駅鹿北のイチオシは、館内のレストラン「お栗茶屋」で大人気の『だご汁』です。『だご汁』は、筍・ごぼう・ニンジン・里芋・しいたけなど、地元鹿北でとれた新鮮な野菜をふんだんにつかって作られています。